平和タクシーグループの未来ビジョン

平和タクシーグループはSDGsを支援していきます

「SDGsとは」

SDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)は、「誰一 人取り残さない(leave no one behind)」持続可能でよりよい社会の実現を目 指す世界共通の目標です。2015年の国連サミットにおいて全ての加盟国が合意 した「持続可能な開発のための2030アジェンダ」の中で掲げられました。2030 年を達成年限とし、17のゴールと169のターゲットから構成されています。

「平和タクシーグループはこれから変化する社会を見据え、持続可能な未来のタクシーサービスに向けた様々な取り組みを続けていきます」
近年、タクシー業界を取り巻く環境はとても厳しく、市場の縮小、人材の不足、ドライバーの高齢化、類似サービスの台頭等々、挙げればキリがありません。このような状況下においても地域にとって日頃の移動手段の確保は生活に欠かすことのできない重要なものであり、公共交通事業者としての使命を自覚し、永続的に事業を展開していく義務があります。
私たちはこれからの社会変化に対応し、地域に無くてはならない企業として着実な成長を遂げていきます。

トイレをキレイに
女性トイレ・男性トイレ

乗務員の高齢化を踏まえ、古く和式だったトイレを洋式にリフォームしました。また、女性乗務員の採用に伴い、休憩室から離れた場所にあった女性トイレとは別に専用のトイレを新設しました。入念な衛生管理が求められる時代に伴い、清掃がしやすい設計を心がけ、毎朝清掃・除菌を行っております。

快適な私たちの場所
仮眠スペース・休憩室

乗務員は出社時の点呼前や帰庫時の際にくつろげる空間が必要です。以前より広々とした空間になるよう工夫し、食事や仮眠がとりやすいように休憩室をリフォームしました。
乗務員同士のコミュニケーションや小規模な会議にも活躍しています。

スッキリ・さっぱりとして仕事を
シャワー室

乗務員はタクシーを運転することだけが仕事ではありません。時にお年寄りの方の荷物を運んだり、歩行の介助等、困った方のお手伝いをサービスとして行うことがあります。その際に汗をかいたり、雨に濡れたり、汚れたりした場合に自由に使っていただけるようシャワールームを新設しました。24時間いつでも自由に利用可能です。

女性への配慮
洗面所・更衣室

これまで当社には乗務員やその他の社員が利用できる個室空間がありませんでした。特に女性乗務員の場合には必要な場面が多々あると考え、女性専用トイレと併せて更衣室と洗面台を設置しました。着替えやメイクの際に活用いただいています。

平和タクシーグループの司令塔
センター室

タクシー会社で働く人は乗務員ばかりではありません。お客様からお電話をいただき、その手配をする人材が必要です。そのために日々の運営の司令塔として重要な部署である配車センターを一新しました。配車オペレーターも女性人材を新たに採用したことを踏まえ、男女ともに快適な仕事ができる清潔で機能的な空間へと改修しています。
また、当社ではタクシーの手配について先進のデジタルシステムを活用し、タクシー配車アプリとの提携等、社会のニーズに応じたサービスの提供を先駆けて行っています。

断らないタクシー配車

平和タクシーグループでは営業が許可されている長崎市交通圏エリアについて最大のカバーを誇っています。地域に根差す公共交通事業者としてお客様からの依頼は遠方の地域や山間の地域であっても断らない営業スタイルをドライバーとともに構築しています。

個々に合わせた柔軟な勤務への変化

タクシー業界では従来から隔日勤務が主流であり、1日交代制の長時間勤務が基本でした。平和タクシーグループではこの点について一早く「未来の労働社会に対応できるものではない」と判断し、近年より従業員の勤務日数や労働時間について極力個人の要望を伺うようにしています。

有給休暇の取得率UP

2019年よりスタートした働き方改革により、年次有給休暇の年5日の確実な取得が義務化されましたが、平和タクシーグループではこの制度の有無に関わらず有給休暇の取得率について年々高めるように工夫しています。

ハイブリッド車の積極的導入

1日に200㎞~300㎞をも走行するタクシーは環境への配慮がとても重要です。現在では当社が所有するタクシーの2/3の車両をハイブリッド車へ転換し、走行燃費の高さとアイドリングストップ機能とを併せて燃料の消費を抑えるようにしています。また、アイドリングストップ機能が備わっていない車両についても、不要な場面において、アイドリングストップを行うよう社内運動に努めています。

パレットタクシー
パレットタクシー

~個性輝き、融和が生み出す「ひと」と「まち」への彩り~
タクシーは無骨なデザインじゃなければいけないの? いえ!かわいくて、楽しくて、個性があっても良いと思います!
タクシードライバーの職はこれまでそのほとんどを男性が担ってきましたが、そもそも、車の運転やお客様への気遣い等の能力は男性特有のものではなく、女性も等しく持ち得るものです。これからのタクシー業界に「女性活躍」の願いを込めて、このタクシーを製作しました。
色は人それぞれに違った印象を与えてくれます。例えば、一般的な事務職でも男女でデスクの雰囲気が違うのは好みの違いからだと思います。タクシーという職に少しでも興味を持ってもらいたい。ドライバーに明るく笑顔で仕事に取り組んでもらいたい。楽しくやりがいを持って働く人材が集まることで、相乗的にサービス精神を高め、お客様と働く人とが自然と笑顔こぼれる明るい日常の創出に貢献します。